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ネスカフェバリスタが美味しくない。口コミの裏側を読み取ると比較対象に問題あり!

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ネスカフェバリスタの口コミで「おいしくない」とか「正直まずい」とかときどき見かけます。でも、いちバリスタユーザーとして「それはおかしいよ」と反論したい気持ちがあったので書いていこうと思います。

ネスカフェバリスタの比較対象はインスタントコーヒーであるべき

ネスカフェバリスタを口コミで美味しくないと言っている人はバリスタを何と比較しているのでしょうか。

ネスカフェバリスタで一番メジャーな詰め替えパックは「ネスカフェ ゴールドブレンド 120g」です。Amazonランキングのコーヒー・紅茶・お茶・粉末ドリンク関連カテゴリーでもTOP10にだいたい入っている人気商品です。

このネスカフェ ゴールドブレンド 120gは一杯約14円です。コスト的にネスカフェバリスタの比較対象はインスタントコーヒーになるべきでしょう。

もしネスカフェバリスタをレギュラーコーヒーと比較しているなら一杯あたりのコストが違いすぎるからそれはダメですよ。レギュラーコーヒーと比較したらそりゃバリスタは美味しくないと思いますよ。

大事なのは適切な比較対象で美味しさを判断しましょうということです。

インスタントコーヒーと比較したら美味しい

ネスカフェバリスタを一般的なインスタントコーヒーと比較したらバリスタのほうが美味しいです。なんてったってバリスタで使用する専用の詰め替えパックはただのインスタントではなく「レギュラーソリュブルコーヒー」ですからね。

インスタントコーヒーは豆から抽出したコーヒーを乾燥させたものですが、レギュラーソリュブルコーヒーはインスタントコーヒーより風味や味わいを高めるためにわざと焙煎したコーヒー豆を微粉砕してインスタント粉末の中に混ぜ込んでいます。

だからネスカフェバリスタはインスタントコーヒーよりコーヒー感が強く、香りも引き立つようになっているのでそりゃネスカフェバリスタのほうがおいしいですよね。

コーヒーパウダーの製法から客観的に見てネスカフェバリスタはインスタントコーヒー以上、レギュラーコーヒー未満の美味しさと言えるでしょう。

インスタントコーヒーと比較して美味しくないところ

ネスカフェバリスタにはインスタントコーヒーと比較して美味しくないところも実はあります。ただ、あくまでも全員が嫌いとは言わず、個人で好き嫌いが分かれるであろうと思うところなのですが、ネスカフェバリスタの特徴でもあるクレマ(泡)の味は好き嫌いがはっきり分かれると思います。

クレマはコーヒーの表面を覆っている茶色の泡のことなのですが、このクレマはコーヒーを凝縮したような深い強い味がします。クレマ自体は香りを逃さないように蓋をしておく役割があるので、クレマがあるコーヒーは香り深いことの証明でもあるのですが、クレマの味が濃すぎて今までのコーヒーと違うから苦手だと感じる人もいます。

私がネスカフェバリスタを使う前に類似品でレギュラーコーヒーが作れる「ネスカフェ ドルチェグスト(レビュー)」を使い始めたときはコーヒーのクレマの味にちょっと首をかしげるような気持ちでした。今はもう慣れましたけどね。

ファミマやローソンのブラックコーヒーでもネスカフェバリスタと同じクレマのあるレギュラーコーヒーが提供されているのでクレマはどんな味がするのかちょっと試してみたい方はコンビニでブラックコーヒー(Sサイズ 100円)を買ってみるといいと思います。

口コミの薄味でぬるいは半分同意

ネスカフェバリスタは「薄味でおいしくない」、「ぬるくておいしくない」といった口コミをときどき見かけます。

この口コミ主の使用環境や具体的に何の詰め替えパックを使っているかはわかりませんが、「薄味・ぬるい」これは半分同意せざるを得ないです。あくまで半分ですよ。

コーヒーはぬるくない

コーヒーの温度に関しては抽出温度が約90℃でカップの中で約70℃になるように設定されています。私は過去に料理用の温度計を使ってネスカフェバリスタで作ったコーヒーの温度を計ったことがあります。温度計で何℃か調べてみた

そしたら仕様欄に書かれている表記上の温度内だったのでぬるいはおかしいと思います。この出来上がりの温度が普通なのです。ネスカフェバリスタはコーヒーの出来上がり温度を調節できないので約70°のコーヒーがぬるいと感じるのであれば購入はやめておいたほうがいいでしょう。

コーヒーの味はたしかに薄い

コーヒーの味が薄いに関してはたしかにそう思います。基本的にネスカフェバリスタの詰め替えパックはマイルド味のコーヒーが多くて、酸味の味わいタイプが多いです。しっかりとしたコーヒー感(苦み)のある詰め替えパックは「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」しかありません。

ネスカフェバリスタはカプチーノやカフェラテといったラテメニューも作れるのが売りの一つです。でも、薄味のコーヒーに牛乳やネスレ ブライトを混ぜてもコーヒー感がなくておいしくないです。

一応、ラテメニューはコーヒーの濃さを調節することで薄味を改善できるのですが、もともとコーヒー感が強くないので味を濃くしたからといって劇的においしく変化するわけではないです。コーヒー感の強い「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」を使えばいいという解決策もあるのですが、それだとラテメニューを頻繁に飲む人は詰め替えパックが毎回固定されて色々な味を楽しめないデメリットになっている気がします。

ネスカフェバリスタは低価格で手軽に作れるコスパ系コーヒー

ネスカフェバリスタの比較対象がレギュラーコーヒーだとネスカフェバリスタは「美味しくない」になります。でも比較対象をインスタントコーヒーにするとネスカフェバリスタは「美味しい」となります。

なのでネスカフェバリスタとの比較対象を自分の中で何にするかでバリスタを購入するか判断したほうがいいです。 レギュラーコーヒーと比較するなら買わないほうがいいし、インスタントコーヒーと比較するなら買った方がいいです。

コーヒーの美味しさだけをとことん求めるならネスカフェバリスタを買うべきではありません。レギュラーコーヒーのほうがおいしいです。でもコスパ、手軽さ、ラテも作れるとバリスタの長所を捉えて、そこそこの美味しさに妥協したときにネスカフェバリスタは最高峰のコーヒーメーカーになります。

バリスタi [アイ] 定期お届け便

バリスタの定期お届け便

定期お届け便は専用マシンの「ネスカフェ バリスタ」が無料でレンタルできます。エコ&システムパックの定期購入だけでも可能です。

エコ&システムパックは定期購入するので単品購入よりも安くなります。「ネスカフェ ゴールドブレンド 120g」だと999円(税込)です。1杯16.6円(一杯2g計算)です。

お届け日とお届け希望時間はマイページから都合の良い日に指定できます。お届け間隔は申し込み時だと2カ月ごとまたは3カ月ごとしか選べませんが、契約後に最大で4カ月ごとに設定できます。

使ってみた

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ネスカフェ バリスタの「マシンが無料で使える定期お届け便」をレビューします。定期お届け便を利用するとエコ&システムパックが定価より安く購入出来て、毎回注文しなくても商品を選んでおけば指定した日時に届けてくれるので便利なサービスです。

ネスプレッソの定期お届け便が届いた 2

ネスプレッソの本体無料の定期お届け便をレビューします。定期お届け便を利用するとネスプレッソ ピクシークリップが無料でレンタルできます。また、カプセルが通常価格より5% OFFで購入できます。レンタルしたピクシークリップは定期お届け便を利用し続ける限り修理無料です。

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ドルチェグストの本体無料のマシンレンタル定期お届け便を使ってみた。定期お届け便を使ってみると専用のドルチェグストマシンを無料で借りられて、2カ月に1回カプセルを自宅まで届けてくれるのでコーヒーの買い置きをする必要がなくなります。また、カプセルは1つ1つ密封状態になっているのでコーヒーが酸化することがなく長持ちします。

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