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バリスタi [アイ]の使用後の汚れ方とお手入れ方法。掃除の頻度は各パーツによって変わる

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ネスカフェ バリスタi [アイ]の使用後の汚れ方とお手入れ方法を紹介します。記事内ではお手入れしていない状態のバリスタi [アイ]の写真が出てくるのでご了承ください。

バリスタi [アイ]のお手入れ頻度

バリスタi [アイ]のお手入れの頻度は取扱説明書に書いてある内容に沿って忠実に行うか、自分で使っていて汚れが気になるなという場所を洗うかでだいぶ変わります。また、自分がずぼらな性格や潔癖症とかでもだいぶ変わるかと思います。

取扱説明書ではパーツごとによって以下の三つの頻度が挙げられています。

  • 毎日のお手入れ
  • 一週間に一回の目安でお手入れ
  • コーヒーパウダー充填時のお手入れ

私は普段利用のコーヒーメーカーとして手軽さを重視しているので高頻度でお手入れをやりたくありません。だからネスカフェ バリスタi [アイ]のお手入れするべき箇所は取扱説明書に書かれているところも紹介しますが、私自身が実際にどのようにお手入れしているのかも付け加えて書いていきたいと思います。

バリスタi [アイ]のお手入れ箇所

バリスタi [アイ]本体のお手入れ

バリスタi [アイ]の仕組みはコーヒータンクの計量器によって一杯分のコーヒーパウダーが直接「撹拌部」へ届けられます。本体内部では一杯分の水を高速沸騰させて「撹拌部」へと送り出します。つまり、撹拌部でお湯とコーヒーパウダーをかき混ぜてコーヒーを作るわけです。

だから本体内部は水しか通らずコーヒーで汚れないため洗わなくていいです。でも、水の中に含まれるミネラル成分が本体内部の水管に付着して湯垢になったらコーヒーの抽出速度が遅くなったり、抽出機能が低下したりすることがあるので定期的に本体内部の水管をお手入れする必要があります。

湯垢の付着率は使用する水の硬度によって変わりますが、日本の水道水だと約750杯が目安で、ミネラルウォーターだと約1,000杯以上が洗浄の目安となると取扱説明書に書いてあるので1年に一回ぐらい本体内部の水管のお手入れを専用の「湯垢洗浄モード」で洗ってあげるといいです。

バリスタi [アイ]の湯垢洗浄モードを使ってみた

本体の飛び跳ねを受け止める胴回りは形が凹状になっており、前方以外の飛び散りをすべて受け止める構造になっていますが、私の使用しているバリスタi [アイ]を見る限りブラックコーヒーならほとんど汚れません。でも、カプチーノやカフェラテといったラテメニューを作る場合は飛び跳ねが結構強いので汚れが多少付きます。

上記のバリスタi [アイ]の胴回りの写真はマシンレンタル定期お届け便の利用履歴をさかのぼって使用期間を確認すると約半年ぐらい使用した後の状態です。お手入れは恥ずかしながら一切していません。

ラテメニューを作った回数は正確には数えていないのですが、エコ&システムパックの全品レビューなども行っていて、ネスレ ブライトの消費量も見ると少なくても60杯は作っています。ちなみにブラックコーヒーは最低でも200杯ぐらいは飲んでいるはずです。

写真の通り本体の胴回りは黒色で汚れが目立ちにくいので遠目からだと汚れていないように見えます。だから私のようにずぼらなら何かのきっかけが起きたら洗う程度でいいと思います。濡れタオルで拭いてあげると汚れが落ちます。

抽出部カバーのお手入れ

抽出部カバーはコーヒーの抽出時に本体内部への跳ね返りを防いでくれる役割を持っています。

バリスタi [アイ]でブラックコーヒーを淹れるときは勢いよく抽出しないのであまり抽出部カバーは汚れません。しかし、カプチーノやカフェラテといったラテメニューを作るときは熱湯を勢いよく噴射して牛乳やネスレ ブライトを泡立てるので抽出部カバーへの跳ね返りがすごいです。抽出部カバーの色は黒色なのでネスレ ブライトの白色汚れが目立ちます。

ネスレ ブライトは主原料が植物油脂なので飛び散り汚れを放っておくと油みたいに固着してすすぎ洗いのような簡単なお手入れだとなかなか綺麗に落ちない汚れになります。

だから取扱説明書にも書いてあるように「毎日のお手入れ」をしたほうがいいのですが、抽出部カバーの汚れがコーヒーの味に影響を与えるわけではないのでずぼらな性格ならお手入れをせずに放っておいても大丈夫です。特にブラックコーヒーしか飲まないのであれば汚れも少ないですしね。私は気になったら洗う程度です。 水またはぬるめのお湯で洗い流して、柔らかい布やキッチンペーパーで水気を拭き取ってあげるといいです。汚れが頑固な場合はつけおきするといいです。

あと、なぜか抽出部カバーの内側にコーヒーパウダーが溜まって汚れます。コーヒーパウダーの汚れは洗っても洗っても使うたびに汚れるのですが、なぜか広範囲には汚れません。上記の抽出部カバーの内側の写真は最後にいつお手入れしたか覚えていないぐらい前のものです。

撹拌部・フィルター・撹拌部カバーのお手入れ

バリスタi [アイ]はコーヒーパウダーとお湯を撹拌部でかき混ぜながらコーヒーを作ります。そのためコーヒーを作るたびに撹拌部と撹拌部の中にあるフィルターが汚れます。ただし、コーヒーマシンの仕様上において撹拌部とフィルターは毎回洗う必要はありません。

しかし、撹拌部の中央に設けられた穴がコーヒー汚れで詰まってしまったらコーヒーを作る際に薄味になったり、湯量の減少といった機能障害がおこったりするのでずぼらな性格の私でも面倒くさがらずに一日の始めの一杯の前には必ず撹拌部とフィルターをすすぎ洗いします。

バリスタi [アイ]の使用一日後の撹拌部の汚れ方は上記の写真のような形になります。コーヒーが乾燥してかさぶたのようになっています。汚れはこの程度なのですすぎ洗いですぐに落ちます。

フィルターは名前からして汚れが溜まりそうですが、バリスタi [アイ]の使用一日後でも特にコーヒー汚れが付かないので撹拌部を洗うついでにすすぎ洗いします。

あとラテメニューを作った際には撹拌部の底のロック部分にネスレ ブライトの跳ね返りが少しだけ付くのでラテメニューを飲んだ後は指でこすり洗いします。でも、植物油脂なのでなかなか落ちません。気になる人はつけおきと台所用洗剤を使って洗うといいと思います。

撹拌部カバーは撹拌部でコーヒーパウダーとお湯がかき混ぜられるときに飛び散りを抑えるものです。緑色のパーツが撹拌部カバーです。

ぶっちゃけ撹拌部カバーはめったに洗わないです。洗ったほうがいいのは間違いないのですが、最後にいつ洗ったか覚えていない撹拌部カバーでも写真のように少量の汚れなので自分の性格に合わせて毎日のお手入れにしてもいいかと思います。

ドリップトレイのお手入れ

抽出後はコーヒーの滴がぽたぽたと落ちてこないのでドリップトレイはあまり汚れずに使えます。高頻度で洗わなくて大丈夫です。もし汚れた場合はドリップトレイを二つに分解して丁寧に洗浄できます。

バリスタi [アイ]でブラックコーヒーを作る動画を載せておくので58秒ぐらいから見始めるとコーヒーの抽出後に滴がぽたぽたと落ちていないのがわかると思います。

コーヒータンクのお手入れ

コーヒータンクはバリスタi [アイ]の中でもしっかりお手入れしてほしいのか取扱説明書の記載では「一週間に一回の目安でお手入れ」と「コーヒーパウダー充填時のお手入れ」の二つに該当しています。

コーヒータンクはコーヒーパウダーを保管しておくスペースとコーヒーパウダーの計量器を担う部分が合体しています。

計量器は1〜3までの番号が書かれた合計3つのパーツから構成されており、すり切り式でコーヒーパウダーの計量を行うので分量外のコーヒーパウダーがすり切りの際に擦れて細かくなり、計量器の中に溜まります。

この溜まったコーヒーパウダーが湿気を吸うと一度溶けてからそのあと固まって計量器のパーツに固着して拭いても汚れが取れにくくなり、故障の原因になることがあるため一週間に一回の目安でパーツNo2(緑色)とNo3(白色)の一部分だけを分解して乾いた布やはけで細かくなったコーヒーパウダーを取り除く必要があります。

計量器のパーツにコーヒーパウダーが固着すると拭いても取れません。私は普段キッチンペーパーで計量器を拭いているのですが、この写真のNo3パーツ(緑色)にポツポツとほくろのように付着した汚れは拭いても取れる気配がありません。爪でこそぎ落とすと取れるので固まっているのがわかります。

No2パーツ(白色)の写真ではただの粉が付着しているように見えるかもしれませんが、一度溶けてその後固まっているので拭いても取れなくなっています。こうなると後はぬるま湯につけおきして再度溶かしてから汚れを取る方法しかありません。

ただ、コーヒータンクは基本的に水洗いしてはいけません。湿気のもとになります。もし、つけおき洗いした後は必ず1日以上しっかりと乾燥に時間をかけてからご使用ください。特に計量器のNo2パーツ(白色)は中央部分に水が溜まりやすいので必ず下向きにして、もういいというぐらい時間をかけて乾燥させてください。

コーヒータンクの中をすべて飲みきって、新たに詰め替える際には計量器をすべて分解して乾いた布で拭き掃除する必要があります。「一週間に一回の目安のお手入れ」では緑色と白色のパーツのみを分解してお手入れでしたが、コーヒーパウダーの充填時にはNo1パーツ(黒色)も外して拭き掃除をしましょう。上記の写真のように結構すり切りで擦れて粉になったコーヒーパウダーが溜まっています。

ここまでコーヒータンクのお手入れを紹介してきて「うわ面倒だな」と思われたかもしれません。でも、いま紹介してきたお手入れのやり方は取扱説明書に書いてある内容に沿ったものになります。

正直、私は一週間に一回の目安でお手入れするべきところは完全に無視しています。コーヒーパウダーの充填時のお手入れは詰め替えの際についで感覚で軽く行っている程度です。ぶっちゃけ手抜きしまくりです。掲載している写真は手抜き掃除の結果の写真です。

でも、ここまで汚れるのに約半年以上かかっています。詰め替えも絶え間なく行っているのでむしろこの程度の汚れで済んだのはいいほうかなと思います。

追記:冬の時期に使い始めたバリスタi [アイ]ですが、6月〜9月までの湿気の多い季節だとコーヒータンクのお手入れに続きがありました。→バリスタ夏の湿気対策

コーヒータンク置き場のお手入れ

コーヒータンク置き場のお手入れは取扱説明書にお手入れすべき場所として書かれていませんが、長いこと使用しているとコーヒーパウダーが若干こぼれて汚れます。

上記の写真は約半年ほどバリスタi [アイ]を使って一度もお手入れしていない状態です。コーヒーパウダーのこぼれている量が少ないのでわかりにくいかもしれませんが、穴の近くに少しこぼれているのでやさしく拭き取ってあげると綺麗になります。

給水タンクのお手入れ

バリスタi [アイ]は給水タンクを取り外しできます。ただ、給水タンクの口は小さいです。半円のような形で端に行くほど狭くなっています。横幅は約10cmで縦幅は一番広いところで約3cmです。女性なら手首まで入る人もいるかもしれませんが、男性の場合は手首までは入らないので給水タンクの中を手で洗うことはできません。

そのため給水タンクの中は棒の先端に柔らかいスポンジが付いたお掃除グッズで洗うといいです。ただし、棒状のスポンジを買う際には長さ16.5cm以上でスポンジの大きさが3cm未満のものを買ってください。スポンジが大きいと給水タンクの中に入りませんし、長さがないと奥まで洗えませんからね。

ずぼらな性格の私は高頻度で水の交換は行いますが、給水タンクを洗っていません。でも、給水タンクにカビや藻などの発生がなく、お腹が痛くなるようなこともないので水をこまめに変えることを意識しておけばそんなに給水タンクを洗わなくてもいいかもしれません。

バリスタi [アイ] 定期お届け便

バリスタの定期お届け便

定期お届け便は専用マシンの「ネスカフェ バリスタ」が無料でレンタルできます。エコ&システムパックの定期購入だけでも可能です。

エコ&システムパックは定期購入するので単品購入よりも安くなります。「ネスカフェ ゴールドブレンド 120g」だと999円(税込)です。1杯16.6円(一杯2g計算)です。

お届け日とお届け希望時間はマイページから都合の良い日に指定できます。お届け間隔は申し込み時だと2カ月ごとまたは3カ月ごとしか選べませんが、契約後に最大で4カ月ごとに設定できます。

使ってみた

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ネスカフェ バリスタの「マシンが無料で使える定期お届け便」をレビューします。定期お届け便を利用するとエコ&システムパックが定価より安く購入出来て、毎回注文しなくても商品を選んでおけば指定した日時に届けてくれるので便利なサービスです。

ネスプレッソの定期お届け便が届いた 2

ネスプレッソの本体無料の定期お届け便をレビューします。定期お届け便を利用するとネスプレッソ ピクシークリップが無料でレンタルできます。また、カプセルが通常価格より5% OFFで購入できます。レンタルしたピクシークリップは定期お届け便を利用し続ける限り修理無料です。

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ドルチェグストの本体無料のマシンレンタル定期お届け便を使ってみた。定期お届け便を使ってみると専用のドルチェグストマシンを無料で借りられて、2カ月に1回カプセルを自宅まで届けてくれるのでコーヒーの買い置きをする必要がなくなります。また、カプセルは1つ1つ密封状態になっているのでコーヒーが酸化することがなく長持ちします。

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