ドルチェグストで淹れたコーヒーはおいしいのか?
ドルチェグストは馴染みのないカプセル式のコーヒーマシンだから普段飲むようなレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーと違って味の想像がつきません。
それに「カプセル式」と聞いて味のおいしさより手軽さを優先した商品なのかなと思ってしまいます。だから口コミで評判が良いけど、本当においしいのかなって疑問に思ってしまいます。
ドルチェグストは本当においしいのかなって疑問を解決するには、実際にドルチェグストでコーヒーを淹れて飲んでみればわかります。
そこでさっそく私はドルチェグストを購入しようと思ったのですが、「ネスレの定期お届け便」を利用すれば最新マシンの「ジェニオ2 プレミアム」が無料でレンタルすることができてマシンの保証期間は解約するまで続き、さらにカプセル代金が最大10%オフとのことなので定期お届け便を利用することにしました。
定期お届け便はドルチェグストの販売元であるネスレが二ヶ月に一回のペースで指定したドルチェグスト専用カプセルを届けてくれるサービスです。3回以上のお届けが必須で4回目以降はいつでも解約できる規約になっています。解約金はありません。解約金の代わりに最低3回はお試ししてみてねという感じでしょうか。
ネスレの定期お届け便を利用してマシンとカプセルの両方を手に入れました。頼んだカプセルは全種類です。ブラックコーヒーもラテ系も全部です。
↓マグサイズ↓
↓こだわりブラック↓
↓バラエティ↓
これらのカプセルをすべて頼みました。嘘じゃないですよ(笑)
まずはブラックコーヒーを飲んでみることにしました。amazonを見て一番人気があるブラックコーヒーのカプセルはレギュラーブレンド(lungo)なので、レギュラーブレンドから飲んでみました。
レギュラーブレンドを飲んでみて私はおいしいと思いました。非常にキメの細かい泡(クレマ)が浮かんでおり、飲んだときに舌触りが心地良いです。それに淹れたときの香りも高く、舌の上ではバターのようにまとわりつくコクも感じます。コーヒー専門店のこだわった一杯には負けているけど、インスタントコーヒーよりかは確実においしいです。
普段コーヒーを飲まない家族にも勧めたところ「おいしい」とのことです。ただ、私に気を使って本心かどうかわかりません。一応、一緒に飲もうと誘ったとき以外でも勝手にドルチェグストを使ってコーヒーを飲むようになったので不味いとは感じていないと思います。
レギュラーブレンド以外のコーヒーも飲んでみましたが一つ一つカプセルごとに酸味重視、苦味重視、バランス型など個性が違うので好みの問題はあるかなと思います。ただ、全体的に思ったのは泡(クレマ)がどのカプセルでもキレイに出来上がります。
続いてラテ系のコーヒーも飲んでみることにしました。これまたamazonで一番人気があるラテ系カプセルを探してみてラテマキアートの人気があることがわかったので、ラテマキアートを飲んでみることにしました。
ラテマキアートはラテ系ということで一杯につき「コーヒーカプセル」と「ミルクカプセル」の2個を使います。そのためブラックコーヒーの2倍のコストがかかります。
出来上がったラテマキアートはカフェで出てくるのと遜色ありません。コーヒーとミルクの層がキレイに別れており、表面にはもこもこの泡がいっぱいあります。飲んでみるとおいしいです。そりゃ見た目でうまいのはわかりましたよって感じです。ただ、甘さはありませんでした。ミルクによるマイルドさだけです。
甘さはカプセルによって初めから付いているのと付いていないのがあるようです。アイスカプチーノやチョコチーノ、宇治抹茶ラテ、ティーラテは甘さが付いています。ラテマキアートやカプチーノ、宇治抹茶は甘くありません。
ラテ系を飲んでいると全部おいしいですね。クオリティが高いです。でも、例外が一つだけあります。「ソイラテ」だけは私の口に合いませんでした。amazonさんでも口コミで低評価が付きまくっています。ソイラテは大豆の香りがするホットケーキミックスのような味で不味すぎです。ソイラテだけは買わないほうがいいです。
ドルチェグストはインスタントコーヒーよりおいしいの?
ドルチェグストのブラックコーヒーの値段は定期お届け便を利用すると882円(税込)です。一箱16杯分なので一杯当たりの値段になおすと約55円です。
インスタントコーヒーは一杯当たり約10~15円なのでドルチェグストのほうがコーヒー一杯当たりの値段が高いことがわかります。
ドルチェグストのほうがコーヒー一杯当たりの値段が高いならドルチェグストがインスタントコーヒーよりおいしくなければ利用する価値がありません。
ドルチェグストはインスタントコーヒーより確実においしいと言えるのでしょうか。
私の主観だとドルチェグストのほうがおいしいですが、理論的にもドルチェグストのほうがおいしいはずです。
ドルチェグストのカプセルはコーヒー豆をグラインド(粉砕)した挽豆が入っており、カプセルの底には抽出用のフィルターが付いています。
コーヒーを抽出する際はカフェなどに置かれる業務用のエスプレッソマシンと同じ最大15気圧の圧力をかけて抽出するので本格的な香りやコクといった風味のあるコーヒーに仕上がります。また、おいしさの証でもある繊細な泡(クレマ)もこのとき形成されます。
インスタントコーヒーは抽出したコーヒーを一度乾燥させて粉末状に加工しているので風味は損なわれますし、味も落ちてしまいます。
ドルチェグストはマシンの風貌からインスタントコーヒーを作る機械のように見受けられ、カプセル式と聞き慣れない言葉でさらに簡易的な味を連想させられますが、レギュラーコーヒーを淹れることができるのでインスタントコーヒーと比較すると香りの広がりが強く、飲んだときの味も深みがあります。
ドルチェグストのカプセルにもおいしさの秘密がある
ドルチェグストのカプセルはカプセル内にコーヒー豆が無造作に入っているわけではありません。カプセル内は5層構造に区切られており、上から2番目の層の下にコーヒー豆が敷き詰められています。
私はカプセル内の5層構造の役割について詳しく知りませんが、ドルチェグストの開発元であるネスレが言うには「酸素を抜いた特許技術の5層構造のカプセルに豆を密封。光・空気・湿度から守ることで、その味と香りの大敵である酸化を防ぎます。」とのことです。
つまり、カプセルを5層構造にすることでコーヒー豆の劣化の原因を抑制し、いつ飲んでも新鮮でおいしいコーヒーが飲めるようになっているわけです。
カプセルの賞味期限は製造から13カ月持つようになっているので長期保存も可能になっています。
ドルチェグストのカプセルを分解してみた
ドルチェグストのカプセルは特許技術の5層構造になっていて、コーヒー豆の酸化を防げるのでいつ飲んでも新鮮でおいしく飲めます。
このカプセルすごく気になりますよね。と、言うことでカプセルを分解して中がどのようになっているのか迫ってみたいと思います。
使う前のカプセルはもったいないのでコーヒーを淹れた後の使用済みカプセルを使います。
カプセルの右端に小さな穴が開いていますが、これはマシンにセットしてロックをかけたときに穴が開けられます。この小さな穴が開けられるまでカプセルは密封されているので淹れる瞬間までコーヒー豆の酸化を防いでくれています。
さっそくカプセルを分解していきます。まずはカプセルの表面をカッターで切り取ります。そしたら透明なシールが見えました。
この透明なシールは私が思うに抽出する際に最大15気圧の圧力をかけるのでコーヒー豆がカプセル外に飛び出さないように保護しているものだと思います。
続いて透明なシールもカッターで切り取りました。そしたらコーヒー豆が露出してものすごいニオイがします。ちょっときつい。
コーヒー豆を取り除いて洗ったらフィルターのようなものが見えました。でもこれはフィルターではありませんでした。銀色の部分はアルミフィルムで、穴が開いているところを触ってみると棘があります。
アルミフィルムを剥がして下に何があるのか確認したところ生花で使われる剣山みたいな刺々の板が入っていました。多分、コーヒーを淹れるときに圧力がかかるとアルミフィルムに棘が刺さってそこからコーヒーが下に流れ落ちるのだと思います。
剣山みたいな刺々の板は横側に切り込みがあるので抽出量を制限しながら下に落とすような加工がしてあります。裏面も迷路みたいにジグザグに切り込みが入っており、流れ出ようとするコーヒーを抑えながらマグカップに落とすようになっています。
素人がカプセルを分解して特別なことがわかるわけではありませんが、しっかりと5層構造になっているのはわかりました。それに抽出後にコーヒー豆が残っていてちゃんとレギュラーコーヒーであることもわかりました。
ドルチェグストのおいしいコーヒーの淹れ方
ドルチェグストのおいしいコーヒーの淹れ方を紹介します。飲めるまで50秒程度でしょうか。すごく簡単です。まずはマシンの電源を入れます。電源ランプが赤色に点灯しているときは予熱中で、ランプの色が緑色に変われば準備OKです。
カプセルの表面にはおすすめ抽出量の目盛りが書いてあるので目盛りを確認しておきます。この目盛りはあくまでも推奨なので慣れてくれば自分で抽出量を増やすなり、減らすなりして好みの味に変えて飲んでも大丈夫です。
マシンからカプセルホルダーを取り出してカプセルをセットして戻します。
目盛りの変更や抽出スタートはマシンの頭にあるレバーを使って行います。レバーは前後左右に動くので、上下に動かして目盛りを変更して、赤い丸がある左にレバーを倒して抽出を開始します。
後は抽出が終わるのを待つだけです。
コーヒーの抽出が終わりました。たったこれだけでおいしいコーヒーが出来上がりました。
ドルチェグストのおいしいラテ系コーヒーの淹れ方
続いてラテ系のコーヒーも淹れてみたいと思います。ラテ系のコーヒーはミルクカプセルとコーヒーカプセルの2個を使って一杯を作ります。
最初にミルクカプセルからマシンにセットします。カプセルをセットしたらカプセルの表面に書いてあるおすすめ抽出量の目盛りに合わせて操作レバーを上下に動かします。あとは赤い丸が書いてある左にレバーを倒して抽出を始めます。
ミルクカプセルの抽出が終わったら、コーヒーカプセルに入れ替えて同じように抽出します。
ミルクカプセルに続きコーヒーカプセルを抽出したらラテ系コーヒーの完成です。ラテ系コーヒーができるまで1分30秒程度でしょうか。自宅で作る手間や後片付けが大変なラテ系コーヒーがこんなに簡単に作れます。飲むとすごくおいしいです。
ドルチェグスト 定期お届け便
定期お届け便は専用マシンの「ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオ2 プレミアム」が無料でレンタルできます。しかも本体保証は解約するまで続きます。
カプセルは1回あたり4箱以上のお届けで価格が5%OFFになり、6箱以上で10%OFFになります。カプセルは全部で20種類以上あります。私はレギュラーブレンドとラテマキアートがおすすめです。
用事で定期お届け便が受け取れないときはお届け日を変更したり、カプセルが飲みきれずに余ったときはお届けを1回お休みすることもできます。
只今、定期お届け便の利用者すべての方にバラエティカプセルセット(11種類17杯分)がお試しでもらえます。(お試し内容が変更される場合があります)