ドルチェグストと普通のドリップ式コーヒーメーカーの違いを紹介します。私は普段からドルチェグストを主に使っているのでドルチェグスト目線での普通のコーヒーメーカーとの違いになります。
カプセル式とドリップ式の違い
普通のコーヒーメーカーは皆さん御存知の通りペーパーフィルターを敷いたバケットにコーヒー粉を入れてドリップして淹れます。
ドルチェグストはあまり聞き慣れないかもしれませんがカプセル式です。カプセル式はカプセルの中にコーヒー粉が入っていて、コーヒーを飲みたいときにカプセルを1個だけ機械に入れて運転させるとコーヒーが1杯出来上がります。
ドルチェグストのカプセルは次のような写真のものです。
コーヒーのおいしさの違い
ドルチェグストと普通のドリップ式コーヒーメーカーでは抽出方法が違うので出来上がったコーヒーの味わいが違います。
普通のドリップ式コーヒーメーカーはペーパーフィルターでコーヒー豆の油分を吸い取るのであっさりした口当たりのコーヒーに仕上がります。
ドルチェグストはエスプレッソマシンと同じでエスプレッソ抽出でコーヒーを淹れます。エスプレッソ抽出は圧力をかけたお湯をコーヒー粉に向けて強く押し出し、瞬間的にコーヒー粉に通すだけなのでコーヒー豆の成分がダイレクトに抽出されます。
そのため同じ湯量の中に溶け出すコーヒー豆の成分が普通のドリップコーヒーよりも多くなり、コーヒー豆の油分もそのまま抽出されるので舌にまとわりつくような深いコクのコーヒーに仕上がります。
また、ドルチェグストはコーヒー粉にお湯をかけたときに発生する炭酸ガス(二酸化炭素)も一緒に抽出されるのでコーヒーの表面にきめ細かい泡(クレマ)として現れます。クレマの部分はコーヒーが濃縮されたような濃厚な味わいがします。
コーヒーの抽出時間の違い
ドルチェグストと普通のコーヒーメーカーは抽出方法が違うので抽出時間が違います。私の知るタイガー製のドリップ式コーヒーメーカーだと少量2杯分の抽出に5分ぐらいかかります。
ドルチェグストは1杯ずつ抽出量を設定して淹れるのですが、一番抽出量が多い設定(230ml)でも約33秒で抽出が終わります。また、2杯目を飲みたいときは機械を冷やす必要がなく、連続使用することができます。
一度に抽出できる量の違い
普通のコーヒーメーカーは給水タンクの大きさにもよりますが、2杯以上のコーヒーを一度に作ることができます。また、サーバーがステンレス製ですとコーヒーを長時間保温することもできます。
ドルチェグストは普通のコーヒーメーカーとは違い1杯ずつしか淹れられません。また、コーヒーの保温はできません。しかし、抽出時間が短く、機械を冷まさずに連続使用できるので2杯目をすぐに作って飲むことができます。
コーヒー1杯あたりの値段の違い
ドルチェグストは専用カプセルを購入し、普通のコーヒーメーカーではコーヒー豆を購入するのでコーヒー1杯あたりの値段が違います。
私はドルチェグストのカプセル定期便を使っているため会員価格で定価より安く専用カプセルを購入しています。そのためカプセルの値段は会員価格しかわからないのですが、基本的にブラックコーヒーは一箱16杯分で882円(税込)になります。1杯の値段になおすと約55円です。(2018年4月の価格改定後)
ドルチェグストは「カフェバラエティシリーズ」と呼ばれるチョコチーノやティーラテ、宇治抹茶ラテ、ソイラテなどコーヒーではない種類の飲み物も作れるようになっているので、こちらの場合も一箱8杯分で882円(税込)になっています。1杯の値段になおすと約110円です。(2018年4月の価格改定後)
普通のコーヒーメーカーは使うコーヒー豆の値段によってピンキリですので、一概にいくらとは言えません。しかし、安いのでよければドルチェグストの一杯分より低価格で購入できます。
ドルチェグストはコーヒー以外も作れる
普通のコーヒーメーカーはコーヒーしか作れませんが、ドルチェグストはミルクを使ったカプチーノや宇治抹茶を使った宇治抹茶ラテ、豆乳を使ったソイラテなどを作ることができます。
作り方はコーヒーカプセルとは別にカプチーノならミルクカプセル、宇治抹茶ラテなら宇治抹茶カプセルと、2つのカプセルを組み合わせて作ります。
ドルチェグスト専用カプセルの種類
マグカップシリーズ
こだわりブラックシリーズ
カフェバラエティシリーズ
抽出後の後片付けの違い
抽出方法がカプセル式とドリップ式と違うためコーヒーを淹れ終わった後の後片付けも違いがあります。普通のコーヒーメーカーはタイプにもよりますが、ペーパーフィルターとコーヒーのカスを捨てて、バケットを洗います。後はコーヒーを溜めておいたサーバーを洗うぐらいでしょうか。
ドルチェグストの後片付けは使用済みカプセルを機械から取り出して捨てて、カプセルをセットしていたカプセルホルダーを水洗いするだけです。コーヒー受けの抽出トレイはコーヒーを淹れ終わった後にカプセルを最初に捨てることで汚れるのを防ぐことができます。機械本体の内部はお湯しか通らない構造なので本体は洗う必要がありません。
ドルチェグストと普通のコーヒーメーカーを使ってみて後片付けが簡単なのはドルチェグストでしょうか。ドルチェグストはカプセルホルダーの持ち手を持ったまま使用済みカプセルを捨てることや洗うことができるので手を汚す必要がなく、水で濡らすこともなく、後片付けができるので手軽だと感じます。
コーヒー豆の保存の違い
コーヒー豆は賞味期限が半年以上持ちますが、保存状態によってはすぐに酸化しておいしくなくなってしまいます。
そのため普通のコーヒーメーカーで使うコーヒー豆は小分けにしたり、酸素に触れないようにしたり、できるだけ早く飲むように心がけたりと大変です。
しかし、ドルチェグストはカプセルがコーヒー豆の保存状態を保証してくれます。カプセルは密封5層構造になっており、光(紫外線)・酸素・湿度を防ぐので長期間ものあいだ酸化しないようになっています。保存場所の温度だけ気をつけておけば大丈夫です。
私がドルチェグストを使っている理由はコーヒー豆の保存が楽だというのも一つです。ドルチェグストのブラックコーヒーは賞味期限が製造から13カ月持つのですが、賞味期限までコーヒー豆が酸化せずに保てます。
ドルチェグスト 定期お届け便
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