
ネスプレッソ、ドルチェグスト、バリスタの違いってなんだろう。どれが美味しくて、コスパいいの?
こういった疑問に答えます。
私はネスプレッソとドルチェグストとバリスタをすべて持っています。
ネスレの定期お届け便も利用しているのでこれらすべてのマシンを常用しています。
このページを読むと基本的なマシンの違いとそれぞれのメリット・デメリット、一杯あたりの価格、お手入れ、操作方法の違いを知ることができます。
実機を持っているので、この実機が信頼性の担保です。
ブラックコーヒーが美味しいのはネスプレッソ
以下の写真は、私が持っているネスプレッソとドルチェグストとバリスタ。
3つのマシンの中でブラックコーヒーが一番おいしいのはネスプレッソです。
まずバリスタは論外。香りは良いが、味はインスタントです。
ドルチェグストはレギュラーコーヒーで美味しい。
でも、ネスプレッソはもっとおいしいんです。
理由は難しい。味って好みですよね。
でも、なんか澄んだ一杯というか、エスプレッソの性質上、豆の美味しいところだけを抽出して、残りは使わないというやり方だから雑味がなくて上品な味わいなんです。
クレマもすごくきめ細かくて飲んだときに舌に馴染むように吸い込まれていきます。
香りも素晴らしいです。
エスプレッソ用のカプセルを使っているので基本的に焙煎度が高く、香ばしい。
ローマ カプセルとかはちょっとマイルドですけど、カザールとかダルカンとか深い焙煎香が香ります。
しかも木のような香りだったり、ココアのような香りがします。
もちろんカプセルによって香りや味は違うのですが、私の浅い経験値の中で『これは出されるところが出されるところなら萎縮しながら飲むようなコーヒーだな』と思います。
それぐらい美味しい。
ドルチェグストは普通のコーヒーにクレマが加わって、香りが格段に良いです。
普通のドリップが安物(笑)って感じるぐらいすごくいい。
でも、味は普通のコーヒーなんですよね。
おいしいっちゃおいしいし、満足はできます。実際に毎日飲んでいますからね。
でも、ネスプレッソと比べてしまうと…美味しさは負けてますよね。
まぁ、コーヒー豆の選別基準がネスプレッソのほうが高いと公式WEBに書いてあるので、
使われている豆の品質からもおいしさはネスプレッソのほうが上かなと思います。
でも、ネスプレッソは「エスプレッソ」を作るんですよね。
以下の写真は、ネスプレッソで作ったエスプレッソです。
コーヒーの表面に薄茶色の膜が張っているように見えますよね。これはクレマと呼び、細かい泡の集合体です。
それに写真では分かりにくいですが、カップサイズが50mlなので量が少ないです。
エスプレッソは豆に対してお湯を注ぐのではなく、圧力をかけてお湯を一瞬で通して作り上げます。
その結果、お湯に溶け出す成分量が多くなり、濃厚な味に仕上がる特徴があります。
それにネスプレッソ用のコーヒー豆は焙煎度が高いものがほとんどなので味と香りが強いです。
私はそれが「美味しい」と感じているわけですが、人によっては
「濃すぎない?」
「苦すぎない?」
「強烈すぎて嫌い」
という人がいます。
こればかりは好みです。
一回、喫茶店かスタバかどこかでエスプレッソを飲んでみるといいんですけど、自宅では専用のマシンがないとなかなか作れないので
「普段はドリップコーヒーを飲んでいます」
というような人ならネスプレッソに冒険をするより、無難にドルチェグストのほうがいいかもしれません。
ブラックコーヒーの美味しさをまとめると次にようになります。
ネスプレッソ>>ドルチェグスト>>>>バリスタ
さらにブラックコーヒーの特徴を表すと次のような感じです。
- ネスプレッソ→ 本格的なエスプレッソ
- ドルチェグスト→ 普通のコーヒー+香り増量
- バリスタ→ インスタント+香り増量
ラテが手軽なのはドルチェグスト
以下の写真はドルチェグストのカプセルで作ったカプチーノです。このクオリティがドルチェグストで作れます。
ラテが手軽に作れるのはドルチェグストです。
ミルクカプセルとコーヒーカプセルを交互に淹れるだけでラテが簡単に作れます。
牛乳の温めだったり、牛乳の撹拌をしなくても泡立てができて即席でラテができます。
ただし、味はまぁまぁ普通です。
いや、本当はおいしいですよ。おいしいけども、本格的なエスプレッソをベースにしてラテが作れるネスプレッソがありますから、味は普通と言ったまでです。
以下はドルチェグストのミルクカプセルの成分と中身について書いています。
カプセルによって使われているものが全乳粉だったり、脱脂粉乳だったりとしますので確認したい方はご覧ください。
ネスプレッソはドルチェグストと同じカプセル式のコーヒーメーカーですが、ミルクカプセルなんてものはないので、
- エアロチーノ(泡立て器)を別途購入して使う
- 泡だてなしで牛乳に混ぜる
のどちらかの方法でラテを作ることになります。
エアロチーノを使うと使用後は念入りに洗わないと汚いのでお手入れの手間を考えると手軽さはありません。
牛乳を加えるだけなら簡単ですけど、カプチーノを飲んだときに口髭ができちゃうような、もこもこの泡は諦めるしかないです。
ラテを作れる手軽さで言えばドルチェグストが一番です。
ネスプレッソは面倒くさいけど、美味しいラテが飲めます。
バリスタはコスパ優先です。
バリスタにはラテ専用の「ネスレブライト」があります。
上の写真はネスレブライトを集めたものです。スティックタイプから袋に入った大容量タイプまであります。
一番左にあるのはネスレブライト ホイップです。通常のネスレブライトより泡立ちが良いものです。
ネスレブライトはレビューをしていますので、詳しく知りたい方はご覧ください。
バリスタはカップにネスレ ブライトを入れてカプチーノボタンまたはカフェラテボタンを押すと即席で作れます。
ドルチェグストよりも手軽にラテが作れるかもしれませんが、一つ問題があります。
ネスレ ブライトで作ったラテはあまりおいしくない。
慣れたら、まぁ飲み続けられるけど、少し飲まない期間があると「これを飲んでたのか」って感じからまた始まる。
ネスレ ブライトはおいしさで飲むものではなく、妥協に妥協で飲むものなのでおすすめできません。
まぁこれは私の意見であり、人よって『ネスレ ブライトはおいしいよ!』という人もいますので、あくまで参考に。
ただ、バリスタに牛乳を使えばラテの美味しさが確変します。
以下の写真は、バリスタでカプチーノを作るときに牛乳を使ったものです。
見た目がなんとなく、おいしそうじゃないですか?
泡立ちもネスレ ブライトとは比べ物にならないくらい層ができますし、味も普通の牛乳ですから、おいしくなります。
でも、私はブラックコーヒーが主でラテばっかり飲むわけじゃないし、牛乳は賞味期限が短いしで、
ほんとたまに飲みたいなーと思ったときに牛乳を買ってくるぐらいなのでバリスタのラテは稼働率が低いです。
ラテが好きでラテばかり飲む人だとまた違うのでしょうが、「ラテは、たまにでいいや」という人はドルチェグストのほうが無駄がないしおすすめです。
牛乳の消費に問題がなくて、手間暇惜しまず、本格的なラテがいい人はネスプレッソがおすすめです。
牛乳の消費に問題がなくて、コストを抑えたい人はバリスタがおすすめです。
- 手軽さ:バリスタ > ドルチェグスト > ネスプレッソ
- おいしさ:ネスプレッソ > ドルチェグスト > バリスタ
ランニングコストが低いのはバリスタ
コーヒーの美味しい順番は説明しました。
でも気になるのが1杯分の価格。
スーパーで買い物するときも、今日の特売はとか、容量あたりの価格はどっちがお得だとか、
物を買うときに重要視するのが価格とランニングコスト。
当然、マシンを買うときもコーヒーの価格を調べてから買うべきです。
毎日飲むものですからたかが10円差でも「チリが積もれば山となる」で1年間で考えたとき、2年間で考えたときで結構な金額の差になります。
3機種の中で一番ランニングコストが低いのはバリスタです。
バリスタはネスカフェ ゴールドブレンドを使ってコーヒーを作るので一杯約20円で作れます。
以下はバリスタの一杯あたりの価格を詰め替えパックごとに書いている記事です。
参考:バリスタの一杯の価格
ネスカフェ ゴールドブレンドはご存知でしょうか?
知らない人でも名前だけはなんとなく聞いたことあるかな?
ネスカフェ ゴールドブレンドはコーヒー豆を細かく砕いてインスタント粉末に混ぜ込んだことで普通のインスタントコーヒーより、コーヒー感が増したインスタントコーヒーなんです。
「レギュラーソリュブルコーヒー」とかいうんですけど、要はインスタントコーヒーなんですよね。
だから一杯の価格が安くて、ランニングコストを抑えることができます。
また、バリスタは「ネスカフェ アプリ」と連携することができて、アプリからコーヒーを淹れるとネスカフェ ワクワクポイントがもらえます。
ポイントが貯まると賞品と交換することができます。
以下はアプリの交換画面ですね。左側に「P1495」と見えるのが私のポイント数です。右側に見えるのがもらえる賞品の一部ですね。
賞品の内容はコスモカードのポイントで交換できるような雑貨しかなく、特に欲しいものはないです。
ただし、ポイントをいっぱい貯めればAmazonギフト券やVプリカなどの現金に近いものと交換できます。
コーヒーは毎日飲むものだから交換に必要なポイントが多くてもいつかは交換できるので、
そう考えるとネスプレッソやドルチェグストよりも圧倒的にお得かなと思います。
なお、私は当たるか外れるか分からないラッキー抽選賞品(高価)のほうに全賭けするんですけどね。
そして、次点にランニングコストが低いのはドルチェグストです。
上の写真はドルチェグストのコーヒーを一部集めた写真です。こういったコーヒーを買うことになります。
ドルチェグストはバラエティパックや期間限定の商品を除くと価格が980円(税込)に固定されています。
一箱、ブラックコーヒーは16カプセル入り16杯分で一杯 約61円です。
ラテは16カプセル入り8杯分で一杯 約122円です。
ラテはちょっと高いですけど、ブラックコーヒーはバリスタの次に1杯あたりの価格が安いです。
そして、3機種の中で一番ランニングコストが高いのはネスプレッソです。
上の写真はネスプレッソのインテンソシリーズです。ネスプレッソは全部で25種類以上のカプセルがあるのでほんの一部のカプセルです。
ネスプレッソは1スリーブ10カプセル入りでカプセルの種類によって、756円、810円、864円、918円のどれかに当てはまります。
カプセルは10個入りなので一杯あたりの計算は簡単ですよね。
こうやって一杯あたりの価格を見ていくと何か気が付きませんか?
そうです、コーヒーの美味しさに比例しています。
やっぱり価格が高価なほうがおいしいんですよね。
おいしさを取るかコスパを取るかはあなたの自由です。
ランニングコストを下げる方法
ネスプレッソ、ドルチェグスト、バリスタのランニングコストは下げることができます。
ネスレの定期お届け便を利用して専用カプセルまたは詰め替えパックを買えば割引価格で手に入るので
- ネスプレッソなら5% OFF
- ドルチェグストは10% OFF
- バリスタは詰め替えパックによって割引額が異なる
という具合に安く購入できます。
ネスレの定期お届け便はコーヒーの定期購入です。
「ネスカフェ アンバサダー」を知っているならすぐ理解できます。あれの個人宅向けですからね。
私はネスレの定期お届け便を利用しています。
それも3機種すべてです。
「ちょっと頭おかしいのかな?」
と思うかもしれませんが、最初に利用したきっかけは自宅に広告チラシが入ってたんですよ。
ドルチェグストの定期お届け便で「マシンが無料のカプセルコーヒー」とか書いてあったと思います。
まぁ使ってみるかで使い始めると、今度はバリスタが目に付くんですよね。
ドルチェグストと同じ会社の商品ですし、ネスカフェ ゴールドブレンドが好きですから。
ネスレの定期お届け便は該当マシンを無料で貸出してくれるので初期費用が一切かかりません。
だから「バリスタも使ってみるか」でマシンが一台増えたって感じです。ネスプレッソも同じようにして増えました。
こんなに「ネスレの定期お届け便を利用して大丈夫かよ」って思うかもしれませんが、コーヒーは毎日飲むので定期購入しても困りません。
それに定期お届け便は1ヶ月ごと、2ヶ月ごと、3ヶ月ごとのどれかの間隔で定期購入する、と決まりはあるものの、必ずこの間隔で購入しなければいけないわけではありません。
お届け間隔はネスレ通販のマイページから調整できて、最大で1年ほど先延ばしできます。
なので、複数の定期お届け便を利用していてもコーヒーを消費しきれずに余ってしまうようなこともなく、利用できています。
まぁ、3機種ともネスレの定期お届け便を利用するのはちょっと無駄なところもありますが、
一台分だけネスレの定期お届け便を利用すればコーヒーを定価より安く購入できるのでランニングコストを下げたい方は利用したほうがいいですよ。
ブラックコーヒーの種類が多いのはネスプレッソ
一般的にコーヒーメーカーは自分の好きなコーヒー粉を用意して使います。
しかし、ネスプレッソ、ドルチェグスト、バリスタは専用のカプセルまたは専用の詰め替えパックを使います。
自分の好きなコーヒー粉を入れて使えないということです。
そこで重要になるのはブラックコーヒーのバリエーションです。
種類が多いほうが自分に合ったコーヒーが見つかりますからね。
ブラックコーヒーの種類が一番多いのはネスプレッソです。
専用カプセルが25種類以上あります。期間限定のカプセルもたまに発売されています。
ブラックコーヒーで25種類以上なので単純に味わいだけが変わるのではなく、さまざまな香りのバリエーションが豊富にあります。
- 木の香り
- ココアの香り
- 柑橘系の香り
- 穀物の香り
などがあります。
中にはビスケットの香りやハチミツの香り、花の香りがする珍しいコーヒーもありますよ。
ブラックコーヒー以外にラテメニューも含めるとドルチェグストも種類がたくさんあります。
全部で20種類以上。
ブラックコーヒーだけならバリスタよりちょっと種類が多いかなっていう程度です。
ドルチェグストのブラックコーヒーは基本的に苦みに特徴があるものが多いです。
次点で苦みと酸味のバランスが取れたコーヒー。
酸味が特徴的なコーヒーは「モカブレンド」と「エスプレッソ」だけで数が少ないです。
バリスタはこの中で一番ブラックコーヒーの種類が少ないです。
全部で8種類以上。
しかし、王道のネスカフェ ゴールドブレンドがあります。
もう発売から50周年を超えるロングセラーですからブラックコーヒーの種類が少ないとはいえ、慣れ親しんだ味があるのは大きいですね。
私も普段はネスカフェ ゴールドブレンドを飲んでいます。
香味焙煎シリーズやオーガニックなど色んな種類を試しましたが、やっぱり安定したおいしさで落ち着きます。それに安いですしね。
ネスプレッソ、ドルチェグスト、バリスタのどれかを買っても自分の好きなコーヒー粉が使えるわけではありませんので、
ブラックコーヒーの種類が多いことは、「好きな味がなかった」という失敗を避ける上で一つの重要な要因になります。
以下はそれぞれでカプセルまたは詰め替えパックをすべてレビューしている記事です。自分が迷っているマシンにどのようなコーヒーがあるのか確認したい方はご覧ください。
賞味期限はどれも一緒だけど開封後はバリスタが一番短い
ネスプレッソ、ドルチェグスト、バリスタに使う専用カプセルと詰め替えパックはどれも賞味期限が一緒です。
製造から1年間が賞味期限です。
しかし、開封後はバリスタの詰め替えパックだけ酸化が始まるので1ヶ月程度しか持ちません。
カプセルは一杯ごとの封切りなのでパッケージを開封しても使用するまで賞味期限が持ちます。
バリスタはマシン内のコーヒータンクに専用の詰め替えパックを使って粉を移し替える仕組みです。
封を開けて粉を移し替えるので、その際に粉が酸素に触れて酸化が始まり、徐々に粉の品質が落ちていきます。
香りなんかはかなり早い段階で飛びます。
それに湿度の影響も受けるので、夏場はできるだけ早く飲まないと粉が固まってしまう場合があります。
私は飲むペースが早いこともあって、夏場でもコーヒータンク内の粉が固まったことはないのですが、計量器に付着した粉はよく固まります。
以下は実際に粉が計量器に固まった写真です。ちょっと汚いので覚悟して見てください。
計量器の蓋は、一面真っ黒にこびりついていて、爪でガリガリやれば落ちますが、触っただけでは落ちません。
計量器の測定部分も黒い層が積み重なっててひどい有様です。
お手入れはお湯につけて溶かせばいいので簡単ですが、計量器をお湯に一旦つけると完全に乾燥させてからじゃないと使えないので不便です。
どのマシンでもコーヒーの賞味期限は一緒で1年ほど持ちしますが、バリスタだけは開封して移し替えるので、開封後の賞味期限は1ヶ月程度となります。
操作方法が簡単なのはバリスタ
以下の写真のバリスタで緑色に光っている部分がメニューボタンです。
カップを置いた状態で一回ボタンを押すだけでコーヒーが作れます。
操作方法が一番簡単なのはバリスタです。
どのマシンも簡単なんですが、「どれが一番簡単なの?」と聞かれるとバリスタになります。
バリスタは事前に粉を本体内のコーヒータンクに移し替えるので、コーヒーを作るときはメニューボタンを1回押すだけで作れます。
私はポイントが欲しいのでネスカフェ アプリで淹れてますけど、アプリからでも「淹れる」を押すだけ。
詰め替えパックには約25杯分-60杯分の物まであるので、そんなにしょっちゅう移し替える必要はないです。
バリスタは全部で5つのメニューがあるんですけど、カプチーノやカフェラテでもワンボタンで作れます。
ラテメニューの場合は、カップ置き場の右上に高圧ジェットノズルが付いているので、お湯を勢いよく噴射して牛乳を泡立てます。
お湯を吹きかけているだけなんですけど、かなり泡立ちが良いので層の厚い泡ができます。
参考までに上の写真は「明治おいしい牛乳」を使ってカプチーノを作りました。牛乳は事前にレンジで温めています。作っているときの動画はこちら↓
電子レンジ対応の耐熱カップは500円で購入したものを使っています。
ネスプレッソとドルチェグストはカプセル式なので、カプセルを入れて抽出ボタンを押すだけで操作は簡単なんですが、ボタンを1個押すだけのバリスタには負けます。
操作が簡単なマシンがいいならボタンを1回押すだけでコーヒーが作れるバリスタがおすすめです。
お手入れが簡単なのはドルチェグスト
以下の写真はネスプレッソとドルチェグストのお手入れしないといけない部分をすべて取り外した状態。
コーヒーマシンを買うなら避けられないのがお手入れ。
3つの中ではドルチェグストが一番簡単です。
同じカプセル式のネスプレッソと迷いましたけどね。
ドルチェグストとネスプレッソは同じカプセル式なので機械の構造的にほとんど一緒なんですよ。
だからお手入れしなきゃいけない箇所も
- 給水タンク
- カップ台
- カプセルの投入口
と一緒なんです。
でも、ドルチェグストのほうが簡単にした理由はカプセルコンテナの有無です。
ネスプレッソは上記の3箇所以外に使用済みのカプセルを本体内に溜めておくカプセルコンテナがあります。
カプセルコンテナの下には排水受け皿もあるので、ドルチェグストと比べると2点ほど洗わないといけないパーツが増えます。
ドルチェグストはカプセルコンテナがなく、コーヒーを淹れるたびに取り出して捨てる方式になっています。
使用済みカプセルを本体内に溜めておくか、その都度取り出すかの違いで、利便性で言えばネスプレッソのほうが優れているものの、お手入れを考えるとドルチェグストのほうが簡単です。
バリスタについては触れませんでしたが、バリスタは夏の湿気が高くなる時期だと計量器周りに粉がこびりついてお手入れが大変です。
また、単純にお手入れしないといけないパーツ量がネスプレッソやドルチェグストと比べると多いです。
上の写真はバリスタでお手入れしないといけない部分をすべて取り外した状態。
バリスタでお手入れしないといけない箇所は以下の数だけあります。
- 給水タンク
- カップ台
- コーヒータンク
- 計量器
- 抽出部カバー
- 撹拌部カバー
- 撹拌部
- フィルター
カバー系も洗わないといけないので量が多いですよね。
工夫(サボる)して負担を減らすことはできますが、前述したように計量器が湿気に弱いので時期によってサボれない状況になります。
お手入れ重視ならドルチェグストまたはネスプレッソの中から選んだほうがいいです。
お手入れに関しては簡単か面倒かについて軽く振れた程度ですので、もっと詳しくどのようにするのか知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
さいごに
ネスプレッソとドルチェグストとバリスタについて話してきました。
ネスプレッソは、本格的なエスプレッソが作れます。
エスプレッソが好きな方におすすめです。
また、ラテを飲む方で自分で牛乳を用意して作りたい方にもおすすめです。
本格的なエスプレッソでラテが作れるので、香りとビター感がしっかりして、牛乳に加えても存在感が消えないのですごくおいしくなります。
ドルチェグストは、レギュラーコーヒーがお好きな方におすすめです。
カプセルだけでいろいろなラテを作ることもできるので手軽にラテを飲みたい方にもおすすめです。
ミルクカプセルはアイスカプチーノと宇治抹茶ラテ以外は全乳粉なので、脱脂粉乳が嫌いな人でもおいしく飲めます。
バリスタは、インスタントコーヒーを使うのでコスパを重視する方におすすめです。
ネスレブライトを使えば即席でラテも作れます。牛乳の場合でも熱湯を噴射して、泡立ててくれるので道具を使わずに後片付けなしでラテが作れます。
本文中に『ランニングコストを下げる方法』として定期お届け便も紹介しました。
定期お届け便は、ネスレ通販が運営していて
- 該当マシンが無料で使える。
- 定期購入で注文の手間が省ける。
- カプセルが最安値で買える。
- マシンは永年修理無料になる。
といったように、マシンを長く使う方であれば金銭的にお得になるサービスです。
私はすべてのマシンで定期お届け便を利用していて、
例えば、ドルチェグストの場合だと2ヶ月に1回の間隔で6箱の定期購入をしているので、10%割引が適用されて定価で買うより558円もカプセルが安く買えています。
マシンを検討しているのであれば定期お届け便も視野にいれたほうが、お金を節約できますよ。