
ネスプレッソを使ってみた感想はどうだった?利用者の正直な意見が聞きたいです。良い面、悪い面も。
こういった疑問に答えます。
当記事の内容
- ネスプレッソは使いやすい
- 類似マシンと比べても使いやすい
- 不満に感じたこと
- お手入れした感想
私はネスレの定期お届け便を利用してネスプレッソ ピクシークリップを使っています。使用歴は1年ぐらい。だからネスプレッソの良い面、悪い面について語れます。
この記事ではネスプレッソを使った感想を実際に使っている写真と動画を交えながら紹介します。
ネスプレッソは使いやすい
ネスプレッソの使い方はカプセルを入れて抽出ボタンを押すだけ。非常に使いやすいです。カプセル投入口はカプセルを模っているので逆に入れる失敗もありませんし、抽出ボタンは大カップと少カップの2つしかないので迷うこともなくユーザビリティも悪くありません。
コーヒーを淹れた後は銀色の取っ手のような開閉レバーを動かして使用済みカプセルをカプセルコンテナに落として廃棄します。使用済みカプセルは最大9個までカプセルコンテナに溜めることができ、後でまとめて捨てることができます。使用済みカプセルは中に水が溜まらないのでそのままゴミ箱に捨てられます。
コーヒーの味は月並みですがおいしいです。カプセル1個あたり約76.5〜91.8円と家庭用としてはやや高めの高品質の豆が使われているので香りもいいし、味もいいです。
他の類似マシンと比べても使いやすい
私はネスプレッソの他に類似マシンのドルチェグストとバリスタも持っています。コーヒーを淹れるだけならどのマシンもボタンを押すだけで簡単です。
しかし、類似マシンは淹れた後のカプセル処理や定期的なマシンのお手入れが面倒に感じることがあるのでネスプレッソが一番使いやすいと感じます。
また、他の類似マシンで使いにくいと思ったところがネスプレッソでは改善されている気がします。
例えば給水タンク。類似マシンではデザイン重視で実用性に欠けており、水の入れ替えやお手入れがすごくやりにくいです。給水口が側面に付いていたり、小さかったりと「実際に使ってみたことあるの?」と製作者に言いたくなります。
ネスプレッソの給水タンクは筒状で給水口が大きく、取り外し可能な蓋付きで実用性が高いです。
コーヒーを淹れた後も、ドルチェグストはネスプレッソと違い毎回カプセルを取り出して捨てる作業が必要になります。
しかも使用済みカプセルは中に水が溜まっているので一度容器に置いて水抜きさせる必要があります。カプセルの置き方(向き)次第では水が自然と流れ落ちないので時間が経った後にカプセルの中に水が残っていないか確認して、残っていればカプセルを潰して水を吐き出させる必要もあります。
バリスタはコーヒータンクにコーヒーパウダーを貯蔵するタイプなのでネスプレッソのカプセルが式とはタイプが違いますが、湿気に弱いという弱点があります。夏場はコーヒータンクに取り付ける計量器に粉がこびりついてお手入れの頻度が多くて嫌になります。
どの問題点もネスプレッソでは改善されて手間がかからなくなっているのでネスプレッソを使った後に他の類似マシンを使うと面倒に感じて、やっぱりネスプレッソが一番使いやすいなと思います。
不満に感じたこと
しずく垂れがひどい
ネスプレッソは抽出後にカプセルをカプセルコンテナへ落とさないとしずく垂れが長く続きます。また、カプセルコンテナに使用済みカプセルを落とし、開閉レバーを戻したときにもポタポタとしずくが落ちます。
しずく垂れの対処法は抽出後にすぐカプセルを落としてしずく垂れの原因を取り除くことしかありません。
開閉レバーを動かしたときにしずくが垂れるのは機械内の溝に液が残っていて、コインゲームみたいに動かされて落ちるのだと思います。ある程度はカップ内に落としますが、どうしようもないので無視するようにしています。
給水タンクの取り付け方
給水タンクは筒状で給水口も大きく使いやすいと褒めました。しかし、本体に取り付ける際に蓋に付いているフックみたいなのを本体に引っ掛ける必要があります。
なぜここで利便性を捨てたのかと疑問に思いました。何かしらの方法で給水タンクを固定する必要があったのでしょうが、フックを引っ掛けるせいで取り外しのときにわざわざ給水タンクの蓋を開けてフックの引っ掛かりを取る必要があります。
給水タンクの位置は背面です。見にくいし、動かしにくいの二重苦で「もうちょっと何とかならないのかな」と思います。でも類似マシンの給水タンクと比べれば100倍マシなので我慢できます。
接続部が折れそうで心配
カップ台と排水受け皿は別々のパーツで組み立てて使うようになっています。組み立て方はシンプルで凹凸にはめ込むだけです。
ただ、この凹凸の部分がプラスチック製で少し強度が弱いのではないだろうかと思います。普段使う分には何ら問題もないですが、取り外そうとするといつか折れそうで怖いのでお手入れのときも取り外さなくなりました。
また、給水タンクの蓋も凹凸ではめ込んでいるだけなので取り外しできますが、これもまた接続部がプラスチック製で取り外すとき慎重になります。折れそうなんですよね。力が強いとかじゃなくて、凹凸式で可動域があるのでそんなに頑丈じゃないというか。もっと丈夫に作ってほしいです。
お手入れで手が切れる
カップ台と排水受け皿を洗うときは注意を払わないといけません。排水受け皿にむき出している縁の部分が鋭利になっています。触ると「あ、危ない」と感じます。
排水受け皿をスポンジで洗うとき横にスライドさせると指が切れると思います。というか切れました。
排水グリットを取り外して洗うと手が切れにくく感じるので最初に排水グリット→カップ台→排水受け皿の順で洗うようになりました。
お手入れはこんなもんだろう
ネスプレッソのお手入れ箇所は以下の数だけあります。
- 給水タンク
- カプセルコンテナ
- 排水受け皿
- 排水グリット
- カップ台
給水タンクは前述の通り筒状で蓋は取り外し可能なため洗いやすいです。手を給水タンク中に入れることができるので台所用洗剤を染み込ませたスポンジで洗えます。また、給水タンクは透明なので水垢汚れもよく見えて、部分的に手入れするのも簡単です。
カプセルコンテナは深さがありますが、片面が凹のような形をしているので洗うのは難しくありません。ただ、洗い終わった後に拭くのを怠ると水垢が付いて目立ちます。私のカプセルコンテナは水垢が付いてますが、気にせず使っています。
カップ台と排水受け皿は前述した鋭利な部分が危険ではありますが、洗うのは簡単です。排水グリットも乗せてあるだけなので取り外して洗えます。
ネスプレッソのお手入れは取り外しが難しいとか、洗うのが面倒な部品はないので特別難しくはありません。むしろカプセル式のためコーヒー粉で汚れたりしない分だけ普通のコーヒーメーカーよりお手入れは楽なほうだと思います。
お手入れの頻度も取扱説明書では「毎日」と書かれていますが、毎日行うのは使用済みカプセルと排水受け皿の水を捨てるのと給水タンクの水を入れ替えるぐらいで十分です。後は汚れたら掃除する程度でもきれいに保てます。
ネスプレッソ 定期お届け便
定期お届け便は専用マシンの「ネスプレッソ エッセンサ ミニ」が無料でレンタルできます。また、専用カプセルの正規品を定期購入することができます。
他にもカプセルは通常価格から5% OFFで購入することができて、レンタル中のネスプレッソは修理/交換が無料となっています。
お届け間隔は一カ月ごと・二カ月ごとから選択できますが、何かとご都合が悪い場合はマイページからお届けの先延ばし(最大1年)または短縮することができます。